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学校現場における「こころの健康」 




学校現場における「こころの健康」 児童・生徒・教職員への支援について質疑を行いました。  録画がこちら☟ https://kanagawa-pref.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod...

国や本県の 不登校いじめ の数値も公表され、2021年度は最多という結果☟ https://www.kanaloco.jp/limited/node/946154

全国の小・中学校の生徒数は減少していますが、不登校児童・生徒数は9年連続で増加 本県は10年連続増加です。 児童・生徒によっては、不登校の期間が休養や自分を見つめ直す等の、積極的な意味をもつことがある一方で、学業の遅れや進路選択、社会的な自立へのリスク等も生まれる可能性があり、 「未然防止」や「早期支援」の取組を確認しました。 スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、「24時間子どもSOSダイヤル SNSを活用したいじめ相談」など様々な取組の拡充は行われていますが、増加する現実に対して十分ではないと思われます。

過日、講演に参加したフリースクールなど第3の居場所もありますが、 生徒にとって無理のない学校生活を作り出し、子どもと保護者を支援する相談機関の充実や 他県の「アウトリーチ」や「不登校生徒支援員」なども参考に、柔軟なプログラムでの学習支援や社会参加をサポートする連携や工夫も提案しました。

さらには、教職員の精神疾患もこの10年5000人前後の推移ストレスの大きな原因は長時間労働や保護者・PTAの対応との報告もあり、教職員が過度のストレス等により、心の病で休職等に陥る メンタルヘルス の問題が学校現場でも重く受けとめられています。

私自身、2018年に ブータンを旅し、小・中学校を訪問しました。 毎朝礼では読経や瞑想など行い、GNH(国民総幸福感)の精神に沿った教育環境からは、改めて学校教育の核の重要性を感じました。学校はよりよい人生を歩むためにある。 幸せな人生が幸せな地域、社会を創る、そんな教えがベースの教育。

我が国では不登校の生徒が増え、教職員の方の精神疾患も横ばい メンタルヘルス対策 においては現在の相談体制の拡充に加え、現場の教育環境の状況も考えていくべきと思います。こころの病気やメンタルヘルスに関する課題は現在とても身近な問題ですがそのことに自分自身が気づいたり、周囲の人が気づいたりすることは難しく、とりわけ真面目な人や責任感の強い人ほどなりやすい、そのため、周囲に隠して我慢を続けてしまう方が多いとも言われています。 様々な知識に加え、価値観や感性、意識など、【人間性を磨く学校教育】はとても重要です。 児童・生徒、教職員のひとり1人が幸せな学校生活を送れるよう、様々な支援だけではなく抜本的な 教育改革 も必要と考えます。 #神奈川県議会 #決算特別委員会 #野田はるみ #学校 #教育 #SDGs #不登校 #ブータン #国民総幸福感 #精神疾患


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