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神奈川県畜産技術センター視察


研究.・技術・普及活動から神奈川県畜産会が発行する「畜産情報」への原稿提供なども行っているセンター、視察も消毒・防疫服など厳重な体制です。





そこでは生産者・畜産関係団体から誕生した県内初『かながわ鶏』(初めて知る者も多く) 知名度はこれからかと思われますが、良い環境に良い飼料、さらには飼育員の愛情豊かに育てられている影響でしょう、センターの牛や豚からは穏やかな性格が感じ取れました。





その施設で育てられた牛たちはいづれ食用として市場へ流れる、私たちが頂くのはその命。

実は昔、私がファッションから持続可能なデザインへシフトしたのは、まさに肉食と環境破壊の驚くべき関係を知ったからでした。

そして「食から始まるエコライフ」をコンセプトに地産地消や地域通貨、環境問題など、学びと実践の場としてベジタリアンカフェをスタートしたのが20年以上前でした。


その後も主流になっているのは、大規模で集約的な工業型の生産方法。 その畜産を含める工業型の食料システム全体が、森林破壊の原因の80%を占めるともいわれています。



先日視察したセンターで育てられた環境は理想ですが、現代の需要と供給のバランスから工業型飼育法がほとんどです。


私たちの日々の「食」が環境へも繋がっている。

さらには多くの食品ロス問題も起きている現代。

改めて「食生活」も新しい生活様式への意識も必要であり、「食育」も環境との関係も含めていくべきと考えます。





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