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ボランティアが支える自主夜間中学


先日伺った衣笠駅徒歩1分図書館内では自主夜間中学も開かれており、鎌倉えんぴつの会代表であり、日本語教師の関さんにお話を伺いました。





義務教育を受けられなかった人たちが学ぶ「夜間中学」の設置をすべての都道府県に求める法律の施行から4年余りがたちますが、具体的な設置の見通しが立っておらず、現在9都市では33校しかなく、義務教育未修了者の学びの願いには、関さんたちのように、ボランテイア団体が運営する「自主夜間中学」が支えている現状。


不登校や家庭の事情で義務教育を受けられなかった人や外国籍の人など、さまざまな人の学びを保障するセーフティーネットとして夜間中学の役割は増しています。


神奈川県内は横浜市立蒔田中学校と川崎市立西中原中学校の2校、その西原中学校の夜間学級では日本やネパール、フィリピンなど10か国31人が学んでいます。


当日の生徒は横須賀市内で英語を教えているマルジョリーさん、こちらで漢字を学んでいるそうです。


本日は夜間中学を広めるために作成された映画のDVDが届きましたのでご紹介します。




公立の夜間中学と民間の自主夜間中学、それぞれにメリットと課題があることを踏まえ、もっと学びたい!という希望に応えるには、さらなる拡充と支援が必要です。


神奈川県では今年3月にアンケートも行っており、それぞれの地域からの声含め、県としての取組も考えるべき課題です。


夜間中学アンケート(神奈川県) https://www.pref.kanagawa.jp/documents/12822/anketokekka.pdf






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