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​神奈川県議会 令和2年第2回定例会(5月15日~7月10日)

​<環境農政常任委員会>

​常任委員会では、以下の要望を行いました。

農業の担い手の確保・育成について

 

新型コロナウイルス感染症の終息が見えない中、これまで農業全体の影響は少ないという報告を受けた。私の地元の産直施設でも自粛期間もかなりの賑わいがあり、今後も新鮮で安心な地場産の食料需要は伸びていくと見込まれ、その生産者である農業の担い手は必要です。

しかし、残念ながら県内の農業従事者は、高齢化や後継者不足などから減少が続いています。将来にわたり若い世代を中心に農業の担い手をしっかり確保・育成していくことが重要と考えます。そこで、新規就農者への支援について、以下を要望しました。

要望)

新型コロナウイルス感染症は今や世界の200以上の国と地域で大きな影響をもたらし、国際連合食糧農業機関など3つの国連専門機関は本年4月に「都市閉鎖と人の移動制限により世界的な食料不足が起きかねない」と共同声明が出された。

 

その後実際、食料の輸出制限をした国もある中、現在我が国において影響はないと政府は発表しているが、県内農業の持続的な発展は重要な課題であると認識している。

 

本県の農業は、都市化が進む中、全国に比べ生産規模は小さいものの、私の地元には地産地消の産直施設も多く、県外からレストランオーナーはじめ多くが来店されるほど需要は多い。私たち県民の食を支える一次産業、食料安全保障やエネルギー安全保障の観点からも、観光など振れ幅の大きい業態とは違って、一次産業は安定した産業です。そのためにも就農者への支援は非常に重要であると考える。

 

担い手の確保には県の支援策と共に、まず興味を抱いていただける企画として海外では多い農業ツーリズムなど体験型や観光とのマッチングなど地域活性化ともつながるイベントや、マルシェや道の駅などにおける販路拡大、ブランドの認知度向上など様々なコンテンツ含め、各団体や自治体と連携しさらなる支援策の充実を要望します。

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