2020年11月16日2 分

神奈川県畜産技術センター視察

研究.・技術・普及活動から神奈川県畜産会が発行する「畜産情報」への原稿提供なども行っているセンター、視察も消毒・防疫服など厳重な体制です。

そこでは生産者・畜産関係団体から誕生した県内初『かながわ鶏』(初めて知る者も多く)
 
知名度はこれからかと思われますが、良い環境に良い飼料、さらには飼育員の愛情豊かに育てられている影響でしょう、センターの牛や豚からは穏やかな性格が感じ取れました。

その施設で育てられた牛たちはいづれ食用として市場へ流れる、私たちが頂くのはその命。

実は昔、私がファッションから持続可能なデザインへシフトしたのは、まさに肉食と環境破壊の驚くべき関係を知ったからでした。
 

そして「食から始まるエコライフ」をコンセプトに地産地消や地域通貨、環境問題など、学びと実践の場としてベジタリアンカフェをスタートしたのが20年以上前でした。

その後も主流になっているのは、大規模で集約的な工業型の生産方法。
 
その畜産を含める工業型の食料システム全体が、森林破壊の原因の80%を占めるともいわれています。

「肉食と環境破壊の驚くべき意外な関係」

https://www.greenpeace.org/.../sus.../story/2018/03/17/6905/

先日視察したセンターで育てられた環境は理想ですが、現代の需要と供給のバランスから工業型飼育法がほとんどです。

私たちの日々の「食」が環境へも繋がっている。

さらには多くの食品ロス問題も起きている現代。


 
改めて「食生活」も新しい生活様式への意識も必要であり、「食育」も環境との関係も含めていくべきと考えます。

#神奈川県畜産技術センター #神奈川県畜産会 #かながわ鶏 #肉食と環境破壊 #地産地消 #地域通貨 #環境問題 #新しい生活様式 #食育 #神奈川県 #野田はるみ #環境農政常任委員会

    300
    0