2023年7月26日2 分

山と海のつながり

今月に入り、九州地方での大雨による土砂災害、さらには38.0℃という体温超えの危険な災害級の暑さが続く我が国。
 
ここ数年、気候変動 が加速、特に熱中症などは高齢者や身寄りのない人、さらに経済的に困窮している“社会的弱者”の方への影響や被害が深刻です。
 

そして、毎年のように大きな被害を出すのが「土砂災害」全国調査下記↓の記事は参考になりました。
 
https://www3.nhk.or.jp/.../select-news/20220729_01.html
 
パリ協定 cop27 では、気候変動の影響を受けた途上国の「損失と損害」への対応を支援するため専用の基金が設置されましたが、我が国においても 気候格差 ともいえる実態からの地球温暖化対策はもっとも重要と考えます。
 

しかし、私たち一人ひとりも出来ることはあるということで、先日海洋学者で「大地の再生 」顧問でもある 新井章吾 さんによる「山と海のつながり」ワークショップに参加しました。
 
「降った雨が土中に染み込み、川や地下水として海に流れこみ、海中の環境に影響を与えている」という考えから、海の基礎生産を支える地下水の働きの重要性を「海中湧き水採取」WSなど行っています。
 
藻場の改善」や「有機農業」への海藻活用などの幅広い活動に加え、大地の再生手法が海中環境改善に有効とも説かれており、今回は私の地元横須賀の関根川流域を歩きながら、【山〜人間の生活域〜川〜海中の状態やつながり】のレクチャー。川や海の中の湧き水採取などを行い、後半は近隣店舗にてスライドを見ながら座学と意見交換会!
 

参加者もドキュメンタリー映画監督や素潜りダイバー、自称佐島観光大使、NPO関係者など海や環境意識のある方ばかりで、懇親会も 磯焼け対策 に始まりや政策や行政の役割など話が尽きません…地球温暖化の影響は海中でも凄まじく感じられる昨今。
 

プラごみ問題」はじめ山や海の自然の破壊が進む中、先ずは自分たちが出来ることも教えていただき、諦めずにひとつひとつ取組む重要性を改めて感じました。
 
主催は海の環境活動をされている友人の「関根川〜相模湾海中 水の輪つなぎ活動:chotto」のボランテイア団体。環境問題への取組はこのようなボランティア団体はじめ、様々 NGO の取組が多く、本来行政としての役割をしっかり具現化して頂きたいと強く思います。
 
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