プロフィール
野田 はるみ
神奈川県議員
立憲民主党 横須賀政策委員 県政担当
立憲民主党・民権クラブ
NPO BeGood Cafe理事
クリエイテイブデイレクター
環境・有機・自然療法研究家
2009年
経歴
東京都葛飾区生まれ。
1958年
1979年
文化服装学院卒業。
ファッションのDCブランド「メルローズ」入社。女性の社会進出が始まった時代。
デザイン・マネージメントなどの管理職に携わりながら世界約30か国を旅する。
1993年
バブル崩壊。「支え合う社会・環境・貧困問題」へと意識がシフト。
NPOやNGOフェアトレード (※1) などの支援団体に関わり始める。
スコットランドにあるエコビレッジ (※2) 共同体「フィンドホーン」(※3) での20日間の生活を機に起業。
「持続可能な未来へのクリエイティブ活動」をコンセプトに様々なプロジェクトをスタート。
東京・代官山に コミュニティーカフェ「natural & organic ECRU」をオープン。フェアトレード・マクロビオティック (※4)・地域通貨・パーマカルチャー (※5) などを発信。日本のオーガニックカフェの先駆けとして話題となる。その後「たまプラーザ」店オープン。
コンサルタント・イベント・講演・執筆など多岐にわたる「エコライフデザイン活動」が、メディアで多数取材される。
エコフード本「Vegetable lovers」を出版。
2000年
環境教育、エコ事業のプロデュースなどを行うNPO BeGood Cafeに関わり、現在は理事をつとめる。
オーストラリアのパーマカルチャー・ビレッジ「クリスタルウォーター」、コミュニティー・タウン「マレニー」への旅。
2004年
山と海に囲まれた豊かな自然環境と、人間味ある街に惹かれて横須賀市へ移住。
地域の力で気候変動を乗り越える市民活動「トランジションタウン葉山」(※6) の活動に参加。
2010年
服と幸せのシェア「xChange」のエシカル (※7)(リメイク&古着)ファッションショーをプロデュース(逗子・代官山にて開催)。
2011年
東日本大震災の女性の自立支援プロジェクト「プレシャス」をスタート。
5年間毎月被災地へ通い、仮設住宅に暮らす女性たちに古着を裂いて編むさき編みを企画から指導・販売まで携わり、精神的・経済的な自立を支援。この支援活動と作品をまとめた本「ハートフルなさき編み」として出版よりされる。
2017年
軍隊を持たない自然エネルギー推進国コスタリカへ旅する。
1998年
2018年
持続可能な社会への取り組みなど、今の日本に必要な要素を求めてブータンへ旅する。農村での宿泊、学校やNPOを視察。
ブータンやコスタリカなど世界30ヵ国を旅する中で、日本社会の課題を強く意識。格差と貧困、不登校、環境保全などの問題に取り組むべく、生きた社会を学んできた半生から「生活に根差した市民や女性の声を県政へ」と、新たな挑戦を決意。
2019年
統一地方選挙神奈川県議会議員に横須賀市より、唯一の新人・女性候補として立候補。多くの応援を頂き初当選。
※1 フェアトレード
開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することで、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す貿易のしくみ。
※2 エコビレッジ
エコロジー(自然環境保全)とビレッジ(村)をかけ合わせた概念。住民が支え合いながら、自然環境への負荷が少ない暮らしを目指すコミュニティ。
※3 フィンドフォーン
1962年にスコットランドのイギリス人夫婦と友人が始めたコミュニティ。スピリチュアルを軸にした暮らしに共感する人々が集まり、1980年代にエコビレッジ計画を開始。現在は、自然と人の共存、人のあり方などを学ぶとなり、世界中から多くの人々が研修に訪れる場ともなっている。
※4 マクロビオティック
マクロ(偉大な)とビオ(生命)の合成語。1930年代に桜沢如一が提唱した食療法。身土不二・一物全体・陰陽調和を基本理念とし、自然の流れや秩序に沿って生きることで、健康で平和的に過ごせるという教え。アメリカでは久司道夫により広められ、和食ブームのもとになり、日本に逆輸入され注目された。
※5 パーマカルチャー
パーマネント(永続的な)とアグリカルチャー(農業)とカルチャー(文化)を合わせた造語。持続可能な農業をもとに、人と自然が調和して共存する暮らしを築く手法。オーストラリアのビル・モリソンが体系づけたものだが、日本の里山文化は、まさにパーマカルチャー的暮らしといえる。
※6 トランジションタウン
パーマカルチャー講師ロブ・ホプキンスが、2005年にイギリスで始めた市民運動。化石燃料に依存しない自然と共生した持続可能なまちづくりを市民の力で実現していく活動。全世界40ヶ国以上の市町村にトランジションタウンが存在する。
※7 エシカル
倫理的な。環境保全や地域・社会への考慮があること。エシカル消費とは、人と社会、地球環境、地域のことを考慮して作られたモノを消費すること。