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ナラ枯れ対策質問(環境農政常任委員会)

第3回定例会12月14日 環境農政常任委員会

県の試験研究機関での視察を踏まえ質問にあたりました。

自然環境保全センター においては神奈川県内でも増加傾向のナラ枯れ対策を確認。 全国的にはH22年度からは減少傾向の中、県内本年度は昨年の約9倍!との報告を受けました。 被害はかなりの拡大です。


三浦半島では小網代の森から北に広がり、横須賀市とも状況を確認はしていますが、森林の健康低下は、微生物や昆虫などの加害や、 大きな気象変動、老齢化などが関わる複合的な現象が 主な要因ですが、被害の発生を迅速に把握し初期の段階で防除を行うことが最も重要です。被害木を伐採し光環境が向上する ケースもありますが、森林と人間との関わり方も重要です。


前回は周辺環境、気候、地形、土壌との関係性も調査し『炭』による樹木保全再生など、多様な知見を取り入れた対策を求めました。今回は被害を受けた森林がその後どうなっているか、土壌崩壊の恐れなどがないのかなど、被害森林 のその後の状況把握も重要と考え、被害の把握と併せて調査を進めていただくことを求めました。


実際の対策は各自治体、横須賀市の職員とも意見交換も行う中、市民からの報告も今年は昨年の約3倍とのこと。職員も調査は行っていますが、全地域の把握はなかなか難しいのが実態です。

ドローン調査や横須賀市独自の被害木マテバシイなど調査にかかる予算など県との連携も重要です。





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