本日は横須賀市林にある、地域に密着した野村内科クリニックの野村院長にお話を伺いました。
地域医療で長年に渡って住民の生活を支えている医師を顕彰する「赤ひげ大賞」を2014年に受賞され、「かかりつけ医」「地域医療」「在宅医療」 をキーワードに子どもから超高齢者まで、患者さんの個性や生活を踏まえ、外来診療から在宅診療、看取りまで対応されている在宅療養支援診療所 です。
「病気ではなく、人を観る医療」を実践され、多くの地域住民や医師からも信頼されている先生です。 出前講座や講演活動などお忙しい中、「地域包括ケアシステム」の課題など伺いました。 在宅医療は理想ですが、様々な理由から老人介護施設をご利用になられる方も多いことも事実です サービスや料金設定が多様化している有料老人ホームは、民間の様々なサービスが提供される一方で、介護保険施設のように厳格な基準がなく、中には十分な職員の配置がされていないなどの理由から、虐待が起きたという報道もあり、つい先日もある病院で認知症患者への虐待事件も報道されました。 虐待への対応は市町村が主体かと思われますが、障がい者や高齢者など弱い立場の方々が生活する施設への調査や指導は県も必要、今後へ向け取組の強化も求めると共に、私たちも確認していくことが重要です。
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