4月6日3 分

有機農業の推進

神奈川県主催初めての

「有機農業の消費拡大に係る意見交換会」

今期 すとうたかのぶ 県議(右)が本会議で提案したことが形になり参加しました!

パネリストは

愛川町で長年有機農業に取り組まれている 千葉康伸 さん(写真中央)

他、仲卸業者や店舗、生協宅配関係者

今年 #オーガニックビレッジ 宣言をされた小田原職員など、

生産から流通・販売・消費・行政と様々な方々

参加者からの質問も多く、時間が足りない状況、今回は畑作業から参加できない農家の方もいましたので、今後の開催はオンデマンドなどより多くの方が情報共有、意見交換できる設定にしてほしいと思います。

今回の様子はこちら https://www.pref.kanagawa.jp/docs/f6k/cnt/f6651/p240322.html

【有機農業 】

私が関心を抱いたのは「食の安全」という視点だけではなく、どちらかというと「#環境保全」から

多くの方が衝撃を受けた「#沈黙の春

農業、食生活、効率性等を優先した一部の食品製造、

流通、農業の仕組みの環境負荷を知り

パーマカルチャーや自然農なども実践し、

議員時代は行政としての支援強化も求めてきました。

しかし、

日本は有機農業、アニマルウエルフェアなどの取組は非常に低く、

R3年「#みどりの食料システム戦略」を策定し、「#環境保全型農業直接支払交付金」もありますが、それは化学肥料・化学合成農薬を原則5割以上低減した上で、地球温暖化防止などに効果の高い営農活動や有機農業に取り組む農業者団体等に対し、取組面積に応じて助成する仕組みです。

また、環境負荷低減事業活動実施計画認定(#みどり認定)という、農業者が作成した計画から認定を受けた方が、実施にあたり導入する機械等について税制上の支援措置など

JAS認証はコストも申請も課題が多く、継続して申請することをやる農家もいます。

実は神奈川県独自の認証もあり、そちらはみどり認定のうち、「土づくり」「化学肥料低減」「化学農薬低減」の3つに取り組みに対して、県が定める化学農薬と化学肥料の使用量の慣行レベルから30%以上削減する実施計画を「#エコファーマー」という認定制度。

つまり有機ではないものの環境保全型農業としての認証ですが、認知度は低いためJAS認証のような効果はありません。

慣行農業環境保全型農業有機農業への移行として

関心のある農家の方もいますが、環境保全型農業直接支払交付金が農業者にお金を交付する制度やみどり認定とエコファーマーが、農業者が立てた計画を認定する制度であり、有機農業への移行及び継続支援が足りないのです。

自然災害が増える現在

今後は土壌を修復・改善しながら、

自然環境や生態系の回復につなげることを目指す

#リジェネラティブ農業 」という視点も大事

つまり #環境再生型農業  が特に求められると思います。

【環境保全型農業直接支払交付金】

農業者にお金を交付する制度

【みどり認定】と【エコファーマー】

農業者が立てた計画を認定する制度

各制度の詳細は県のホームページをご参照ください。

【URL】

・環境保全型農業直接支払交付金

https://www.pref.kanagawa.jp/docs/f6k/cnt/f100639/index.html

・神奈川県環境負荷低減農業推進計画(中段にみどり認定の記載があります)

https://www.pref.kanagawa.jp/docs/vw7/cnt/f6843/p21680.html

・エコファーマー

https://www.pref.kanagawa.jp/docs/f6k/cnt/f6620/p487248.html

担当は神奈川県環境農政局農水産部農業振興課 普及グループ

TEL:045-210-1111(代)内線4447

#有機農業

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#循環型社会

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